美唄商工会議所青年部
<基本方針>

表現し発信する美唄YEG
(…らしさからの発信)

美唄商工会議所青年部会長 宮崎 修一

 平成23年度、美唄商工会議所青年部(美唄YEG)第15代会長の重責を感じながら一年間の任期を全うしたいと思います。今まで多くのYEGのOB諸兄、美唄市民・関係諸団体の皆様から、美唄YEGの活動に際しまして、多くのご指導、ご協力を賜りました事、心より感謝を申し上げ、新年度の始まりと致します。

 世界経済あるいは日本経済の新しい秩序が構築されていく中で、我々の住む地域もその例外ではありません。地域と共に歩み、発展し、永い歳月を積み重ねてきた多くの事が、埋もれ行く危機にありますが、何かしらの発展する方法があると思います。

チャンスを掴むのはもちろんですが、チャンスを見つける行動をする事が必要だと思います。

 美唄YEGは地域を支える青年経済人として、毎年度、いくつもの事業を積み重ねる事で、会員自身の資質の向上や会員同士の絆を深め、内から外を見る事で自己を見直す機会を得てきた、と私は思っています。また、地域の発展を願い対外的な事業も進め、その中で多くの人々と知り合う事ができた事は、会員一人一人にとって、とても大切な財産であると思います。OB諸兄が築きあげ、幾重にも積み重ねてきた事、あるいは脈々と引き継がれているイズムを大切にしながら、今の時代に必要であると思われる事は、事業として推進していきたいと思います。

 「表現し発信する、美唄YEG」を今年度のスローガンに掲げ、「…らしさからの発信」をサブタイトルに致します。表現とは、発想力と行動力を示し、発信とは、青年部の会員へ、あるいは対外的に周知する事を言います。美唄YEGらしさ、青年経済人らしさ、自分らしさなど、その場面に応じたポジティブ(前向き)な思考と迅速な行動力を発揮したいと思います。地域に有益な事は美唄YEGにとどまらず、例会事業などを通じ、多くの方々にも発信したいと思います。

 市内の状況も昨年度とは大きく変化、変革しようとしています。北海道コンピュータ・カレッジが国から市へと移譲され、また、地域と共に歩んだ専修大学北海道短期大学が学生募集停止になった事は、キッズベースボールを通じ交流を深めてきた美唄YEGとしても非常に残念でなりません。一方で陸上自衛隊美唄駐屯地が存続することは喜ばしい限りです。また、一昨年より関係機関、関係諸団体、協力企業、そして多くの市民の方々のご協力を頂きながら推進しました農商工連携によるJAびばいとの共同開発「唄のまち・ル美ール」は、地域資源活用の可能性と連携体づくりのモデル事業の一つになったと思います。今まで、諸先輩や多くの会員が築き上げてきた多くの絆を大切に守り強め、今後も積極的に交流を深め、地域の活性化や活力づくりに取り組みたいと思います。

 会員個々が輝ける美唄商工会議所青年部を目指しながら活動し、その中で、地域の発展や可能性、子供達がふるさとを愛する心、そして会員企業の発展を遂げられるような青年部運営を致します。本年度一年間、美唄商工会議所をはじめ、OB諸兄、諸先輩、関係諸団体、市民の多くの皆様のご理解とご協力を頂けますよう宜しくお願い申し上げます。