美唄商工会議所青年部
<基本方針>

感謝の気持で互いの心を繋ごう!
〜心の繋がりが大きな力になる〜

美唄商工会議所青年部会長 鈴木 清美

 早いもので、私が美唄商工会議所青年部(美唄YEG)に入会して7年目となります。入会して以来、多くの先輩の皆様にご指導を賜り、また多くの仲間と出会い、支え合い、ふれあう事で、貴重な経験をさせていただき、沢山の事を学ばせていただきました事、深く感謝申し上げます。この度、美唄商工会議所青年部第17代会長を拝命し、身に余る光栄と共に身の引き締まる重責の思いで一杯でございます。これまでの経験を活かし、より一層青年部活動に邁進する所存ですので宜しくお願い申し上げます。

 さて、昨今の社会情勢は、長引くデフレによる経済の停滞、円高による企業収益の低下、ユーロ圏の財政悪化による金融不安の広がりなど全世界的に経済危機に陥っています。私たち中小企業を取り巻く環境は一層厳しさを増してきているのが現状です。このような最中、昨年3月11日に東北・関東を中心とした東日本大震災が発生し、多くの方々が被災し尊い命をおとされました。その悲しみを抱えながら、被災地では懸命の復旧作業が続いておりますが、世界の多くのメディアが報じたように、私たち日本人が忘れかけていた「思いやりの精神」が人々の心を救っていると強く感じました。私たちも、お互いを思いやる心を持って様々な困難に立ち向かい、目標を成し遂げる事が大切だと思います。

 このようにお互いを思いやる心が私たちの活動には必要不可欠であるとの想いから今年度のスローガンに「感謝の気持で互いの心を繋ごう!〜心の繋がりが大きな力になる〜」を掲げさせていただきました。「働いてくれてありがとう」「働かせてもらってありがとう」というお互い感謝の気持ちを持って青年部活動をしていきたいと思っております。それは、従業員・メンバーに対してだけではなく、家庭においても同じだと思います。家族の協力、理解なしでは青年部活動も楽しく続けてはいけません。また、信頼関係もなければ成り立ちません。青年部もお互い感謝の気持ちをもち協力し、一つになって活動していきたいと思います。

 昨年、私たちは主催事業として、美唄YEG祭「ハモビバ!」を開催させていただきました。初開催にもかかわらず多くの皆様のご協力を得る事ができ、開催主旨である、まちの活性化そして市外の皆さんに美唄市のアピールをすることが出来ました。今年度も引き続き、市内外の多くの皆さんに喜んでもらえるイベントとして開催したいと考えています。また、専修大学北海道短期大学並びに同短期大学野球部の皆さんのご協力のもと開催しておりました少年野球大会も同短期大学の募集停止により昨年で終了となりましたが、私たちも地域の大人として子供たちの輝ける未来にそして成長に寄与するべく各種団体の皆様と協力して新しい形で青少年育成事業を展開してまいりたいと考えております。更に、この不況に対抗するためには、会員個々の資質の向上も同時に図っていかなければならないと思っております。横のつながりを大切にし、これまで以上に絆を深めて企業の発展、地域の発展を目指したいと思っております。

 最後に、本年度一年間、感謝の気持ちと思いやりを持って各事業を推進する所存でありますので、美唄商工会議所をはじめ、OB諸兄、諸先輩、関係諸団体、市民の多くの皆様の絶大なるご協力を頂きますよう、宜しくお願い致します。