美唄商工会議所青年部
<基本方針>

「自分への挑戦」〜プラス発想で自己改革〜

美唄商工会議所青年部会長 斉藤 道範

平成27年度会長 斉藤 道範  平成27年度、美唄商工会議所青年部がスタートをきります。私たちの先輩諸兄が30年以上の永きに亘り築いてこられたその礎をしっかりと受け継ぐとともに、柔軟な発想と熱い情熱、さらには若者らしい積極果敢な行動力をもって第19代の会長を務めていきたいと考えておりますので、一年間よろしくお願い申し上げます。
 また、昨年は北海道ブロック大会を平成元年以来の美唄開催ということで、多くの市民の皆様や親会を始めとした関係諸団体の皆様、そして平素より私たちメンバーを支えていただいておりますOB諸兄の皆様には絶大なるご指導、ご協力をいただきましたことをこの場をお借りして深く感謝を申し上げます。更には北海道及び全国からご登録いただいた各地青年部・メンバーの皆様に対しまして、今年度から様々な形で恩返しをしていかなければいけないこともメンバー全員で確認しているところでございます。
 昨年は消費税の増税、衆議院の解散など日本経済を左右するような出来事がありましたが、12月の総選挙では与党が圧勝し、第3次安倍内閣が発足いたしました。地方創生、デフレ経済からの脱却、TPPの妥結、超高齢化社会への対策など私たちの生活にも直結するような問題も山積しており、今後の政府の対応を注視しているところでございます。さらに美唄市の状況に目を向けて見ましても、人口減少と少子高齢化、商店街の空洞化、地域医療問題、農業や商工業における後継者不足など多くの課題を抱えているのも現状ですが、その一方で数年後の美唄富良野線の開通、美唄市食料備蓄拠点構想及びホワイトデータセンター構想の実現に向けた取り組み、北海道日本ハムファイターズとのパートナー協定締結など今後の美唄市にとってプラスになり得る要因が数多くあるのも事実です。このような状況下で私たち青年部が美唄市の経済発展のため、そして未来ある子供たちの郷土愛を育むために「出来ること」「やるべきこと」をしっかりと見極め、精査し、そして議論を繰り広げながら事業を推進して参ります。
 私達は自分の限界や可能性を自分で線引きしてしまっている人が多いのではないでしょうか。「私達には出来ない」「自分には無理だ」と。メンバー一人ひとりがそれぞれの立場でネガティブな発想からポジティブな発想へと切り替え、「これは出来ないか?」「こうしたら出来るはずだ」と見方や考え方を変えてほしいという思いから、今年度のスローガンを「『自分への挑戦』〜プラス発想で自己改革〜」と掲げさせていただきました。どうか何事にも失敗を恐れずに挑戦し、同じ後悔をするなら、しなかった後悔よりもやってみてからの後悔をしてほしいと願っております。
 最後になりますが、青年部メンバー一同、地域経済の発展と豊かな郷土を築くために一年間邁進して参りますので、商工会議所をはじめ関係諸団体の皆様、先輩諸兄、そして市民の皆様には、今までと変わらぬご協力をお願い申し上げるとともに、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。