美唄商工会議所青年部
<基本方針>

「現状からbreak through」 − 進 取 果 敢 −

平成29年度 美唄商工会議所青年部 会長 山 本 雅 照

平成29年度会長 山本雅照  私が、平成20年に美唄商工会議所青年部に入会して本年で9年目を迎えます。以来、多くの先輩諸兄に支えられ、また多くの仲間たちとの交流を通して沢山のことを学ばせて頂きました。この度、美唄商工会議所青年部第21代会長の役務を仰せつかり、非常に重責を感じると共に大きな期待を寄せているところであります。若輩者ではありますが、今日まで学んで来たことを会員企業の発展のため、美唄市活性化のため各事業に活かし一年間精一杯努力していく所存でありますので、皆様の多大なるご協力をお願い申し上げます。
 さて、昨年は災害の多い年でありました。2週間ほどの間に4つの台風が上陸し、東北・北海道などで停電・河川の氾濫や土砂崩壊による道路や鉄道の寸断など甚大な被害に見舞われました。また、鳥取や熊本周辺でも大地震が発生し大きな被害が出ました。東日本大震災以来、防災意識は高まっていますが、自然災害の脅威は容赦なく襲いかかってきます。皆様におかれましても、日頃の防災意識を高め、不意の災害や事故に十分な対処を切望するところであります。
 現在、美唄市の人口は年々減少しております。これは美唄市に限ったことではありませんが、20年後30年後を見据えると、とても深刻な状況であります。要因としては、医療体制や商業施設などの生活関連から企業の収益低下、後継者不足、晩婚化、少子化など多岐にわたると考えます。このような中で私たちに出来ることは、未来を担う子供たちに美唄の地で多くの経験をしてもらい、郷土愛を育むことだと思います。平成25年よりバスケットボールクリニック、平成27年よりジュニアゴルフ体験会を開催し、交流すると共にスポーツを通して健全な心の育成を図っています。今後も開催方法などを工夫して、子供たち同士の更なる交流やリーダー育成を考えていきたいと思っております。さらに、関係友好団体と連携して、イベントの開催、協力を通じ美唄市の活性化に寄与したいと考えております。
 また、会員の積極的な発掘、勧誘を行い組織拡充を図ると共に会員企業発展のため経営者としての資質向上のための研鑽事業にも取り組みたいと考えています。
 現在、私たちを取り巻く環境は非常に閉塞感に包まれ人もまちも将来の展望を見いだせずにいるように感じます。このような状況の中で固定観念に囚われることなく若者らしい情熱と知恵で積極的に新しいことに取り組んで現状打破したいとの思いから、平成29年度のスローガンを「現状からbreak through −進取果敢−」と掲げさせていただきました。
様々な問題があっても協力し合い、会員一人ひとりが熱い想いで積極的に事業に取り組み、明るい未来へと繋げて行きたいと考えています。
最後に本年度一年間、会員個々の資質向上、美唄市活性化のため積極的に各事業を推進する所存でありますので、美唄商工会議所をはじめ、OB諸兄、諸先輩、関係諸団体、市民の多くの皆様の絶大なるご協力を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。